環境

CASBEE評価認証業務

調査・分析・評価

概要

CASBEE®(建築環境総合性能評価システム)*とは、建築物の環境性能を総合的に評価する手法です。

省エネルギーおよび省資源・リサイクル性能といった環境負荷削減の側面はもとより、室内の快適性や景観への配慮といった環境品質・性能の向上といった側面も含めた、評価システムです。CASBEEの開発・運営は、国土交通省主導の下に、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)を中心として行われています。

* 「CASBEE®」は、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構の登録商標です。当社は、使用許諾に基づき使用しています。

CASBEE評価認証制度とは

CASBEEの評価結果を第三者に提供する場合、その信頼性および透明性を確保するために、「評価認証制度」が設けられています。SOMPOリスクマネジメントは、損保業界において初の認証機関として一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)より、IBEC機関認定第10号に認定されています。

 

サービス内容

CASBEE-ウェルネスオフィス評価認証業務

 

CASBEE-ウェルネスオフィス(CASBEE-WO)とは、建築物の健康性・快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組を評価し、「S」「A」「B+」「B-」「C」の5段階で格付けする手法です。


貴社の不動産が、建物利用者の健康性・快適性の維持・増進に寄与する「ウェルネスオフィス」として優れた性能を持つことを市場関係者、テナント入居者、自社従業員他にわかりやすく示すことができる手法であり、「健康性・快適性」、「利便性」、「安全・安心性」、「運営管理」、「プログラム」の5つの項目についてそれぞれ評価を実施し、総合得点は項目ごとの評価結果の平均値により算出されます。

 

CASBEE-WO認証制度について

ランク 評価 総合得点 備考
Sランク ★★★★★ すばらしい >75点 平均評価でレベル4超
Aランク ★★★★ 大変良い ≥65点  

B+ランク

★★★ 良い ≥50点 平均評価でレベル3以上
B-ランク ★★ やや劣る ≥40点  
Cランク 劣る <40点  

 

 

2021年4月現在、CASBEE-WOはIBECに

よる先行認証4回(計39件)を経て、CASBEE評価認証認定機関による認証も開始されています。先行認証第4回までの認証の取得状況は右の通りです。CASBEE-WOの評価認証は、不動産鑑定士による不動産価格の判断材料にもなるほか、建物オーナーの販売・貸出時のアピール手段として活用されています。また、自社従業員のモチベーションアップ、企業イメージの向上にもつながります。

出典:(一財)建築環境・省エネルギー機構のHP(2021.4.9更新時点)

をもとにSOMPOリスクマネジメント作成

手続きの流れ

CASBEE-WO 評価認証手数料

申請建築物の延べ面積 用途 金額(消費税込み)

2,000㎡以上

10,000㎡未満

評価パターン1 550,000円
評価パターン2 770,000円(*1)
評価パターン3 770,000円

10,000㎡以上

50,000m未満

評価パターン1 770,000円
評価パターン2 990,000円(*1)
評価パターン3 990,000円
50,000㎡以上 評価パターン1 990,000円
評価パターン2 1,210,000円(*1)
評価パターン3 1,210,000円

*1 評価対象テナントが1事業者の場合。対象テナントが2事業者以上の場合は増額

 

※延べ面積が300~2,000㎡未満については、事前相談の上見積対応とする。

※評価パターン1:共用部のみ

    評価パターン2:共用部+特定のテナントの専有部、 

  評価パターン3:ビル全体(もしくはビルオーナー専有部以外+一棟借りテナント専有部)

 

申請書類ダウンロード

CASBEE-不動産評価認証業務

CASBEE-不動産とは、建築物の環境性能を総合的に評価し、「S」「A」「B+」「B」ランクの4段階で格付けする手法です。
CASBEEにおける建築に関する評価要素と敷地に関する評価要素を組み合わせ、不動産環境性能を市場関係者にさらにわかりやすく示し、活用できる手法であり、省エネや省資源・リサイクル性能といった環境負荷削減の側面はもとより、室内の快適性や景観への配慮といった環境品質・性能の向上という側面も含めた、評価システムです。
CASBEE-建築(新築)が主に設計支援ツール、行政支援ツールとして利用されるのに対して、CASBEE-不動産は主に不動産のブランディングツール及びチェックリストと位置づけられます。 

 

CASBEE-不動産はCASBEE建築とは異なり、オフィス、店舗、物流施設、集合住宅、オフィス・店舗(改修)のみが評価対象用途となっています。建物用途毎の評価項目は下表の通りです。 

評価の格付けは下表の通りです。

 

S ランク:★★★★★ すばらしい ≥78点
A ランク:★★★★ 大変よい ≥66点
B+ランク:★★★ よい ≥60点
B ランク:★★ 必須項目を満足 ≥50点

評価認証の対象

  • 竣工後1年以上経過した既存建築物
  • 建物用途はオフィス、店舗、物流施設、集合住宅(それらの複合用途を含む)、オフィス・店舗(改修)
  • 区分所有建物、フロア単位等の評価も可能
  • IBECに登録されている「CASBEE-不動産評価員」が評価を行ったもの
  • 各評価ツールの評価ソフトおよび評価マニュアルが最新バージョンであること

手続きの流れ

CASBEE-不動産 評価認証手数料

申請建築物の延べ面積 用途 金額(消費税等込み)
2,000m2以上
10,000m2未満
単一用途 110,000円(税込)
複合用途 1用途増える毎に55,000円(税込)を上記金額に加算
10,000m2以上
50,000m2未満
単一用途 165,000円(税込)
複合用途 1用途増える毎に82,500円(税込)を上記金額に加算
50,000m2以上 単一用途 220,000円(税込)
複合用途 1用途増える毎に110,000円(税込)を上記金額に加算


*延べ面積が300~2,000m2未満については、事前相談の上見積対応致します。

申請書類ダウンロード

CASBEE-建築評価認証業務

CASBEE-建築とは、建築物の環境性能を総合的に評価し、「S」「A」「B+」「B-」「C」の5段階で格付けする手法です。

評価認証の対象(戸建住宅を除く)

  • 適用対象用途の延べ面積が、原則として2,000m2以上の建築物(日本全域)
  • IBECに登録されている「CASBEE建築評価員」が評価を行ったもの
  • 各評価ツールの評価ソフトおよび評価マニュアルが最新バージョンであること
  • 当社にて、CASBEE評価もしくは評価コンサルティングを行っていない物件であること

手続きの流れ

評価認証手数料

申請建築物の延べ面積 用途 金額(消費税等込み)
2,000m2以上
10,000m2未満
単一用途 495,000円(税込)
複合用途 1用途増える毎に132,000円(税込)を上記金額に加算
10,000m2以上
50,000m2未満
単一用途 605,000円(税込)
複合用途 1用途増える毎に165,000円(税込)を上記金額に加算
50,000m2以上 単一用途 715,000円(税込)
複合用途 1用途増える毎に198,000円(税込)を上記金額に加算

* SOMPOリスクマネジメント株式会社が、評価認証業務を行った建築物を再認証する場合は表に記載する金額の70%とします。

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