企業リスク情報誌『SAFETY EYE』

No.8(2001年5月発行)リスクマネジメントシステム規格

ESG/CSR/環境

近年、阪神淡路大震災や、大型台風、原子力臨界事故、大量食中毒事件、リコール隠しなど、企業の経営基盤を揺るがす災害や事件が頻発しており、ここの企業および社会全体は、リスクに対する適切かつ迅速な対応を求められています。
このような環境の中、日本工業規格「リスクマネジメントシステム構築のための指針」が2001年3月20日に制定されました。
本規格は、リスクマネジメントを組織的に実行していくためのリスクマネジメントシステムの枠組みと、マネジメントシステム構築のための原則及び諸要素の提供を意図して策定されており、いかにその概要を紹介します。
本誌が企業の皆様の「リスクマネジメントシステム構築」への理解を深めるためにお役に立てれば幸いです。

第1章 JIS規格の制定
1. 規格制定の背景
2. 規格の目的と意義
3. RMシステムの枠組みと諸要素
4. 規格の性格  

第2章 規格の利用方法
1. RMシステムの新規構築
2. RMシステムの増強
3. RMシステムのチェック

第3章 JIS規格の概要
1. RMSの枠組み
2. 体制
3. 方針
4. 計画
5. 実施
6. 評価
7. 是正・改善
8. RMS維持のための仕組み
9. 最高経営者によるレビュー

第4章 危機管理
1. 危機管理に関するRM実施
2. 危機管理に関するRMパフォーマンス評価

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