リスクマネジメント

国内リスクマネジメント体制構築・運用

コンサルティング

概要

2006年5月1日に施行された会社法は、大会社および委員会設置会社に対して、内部統制システム構築、監査役や監査委員会による監査、事業報告書でのリスク情報の開示を義務化しています。 また、2019年1月には「企業内容等の開示に関する内閣府令」が施行され、経営方針や経営戦略等と「事業等のリスク」を関連付けたり、「事業等のリスク」において各リスクへの対応策を明記したりすることが求められるようになりました。
このように、法的、社会的要請が強まるなか、企業としては、リスクマネジメント体制を構築し、組織的かつ継続的に運用していくことが必要です。
SOMPOリスクマネジメントでは、リスクマネジメント体制構築・運用支援サービスとして、リスクマネジメント規程の作成や委員会の組成などの管理体制構築はもとより、リスクの洗出し・評価や対策優先リスクの特定など、全社的なリスクアセスメントの実施を支援します。

リスクマネジメント体制構築支援

貴社のリスクマネジメント活動に関する基本方針を定めるとともに、リスクマネジメント委員会(仮称)の設置に向けて、必要となる規程類を整備します。併せて、リスクマネジメント委員会(仮称)を運営するために必要となる規程やルールを策定します。

リスクアセスメント実施支援

リスクアセスメント(リスクの洗出し・評価)の実施支援では、潜在するリスクを可能な限り網羅的に洗い出し、各リスクが顕在化した際の影響度(損害規模)および発生頻度を評価します。また、リスクの全体像を「見える化」するため、リスクマップを作成します。
リスクアセスメントの具体的な手順は、以下のとおりです。

手順1:机上調査およびリスク一覧表(案)の作成

公開データを基に貴社の現状(会社概要・業務内容等)を把握した上で、貴社で想定されるリスクをワーストシナリオ方式で洗い出し、貴社に潜在するリスクの一覧表(案)を作成します。

手順2:リスク一覧表(案)を基に「ワークショップ」または「アンケート」の実施

弊社が作成したリスク一覧表(案)を基に、「ワークショップ」または 「アンケート」を実施します。
ワークショップでは、リスク一覧表(案)の内容精査および各リスクの損害規模と発生頻度の検討を行います。一方、アンケートでは、実施に向けてアンケートの原案を作成し、ご提供します。また、回収したアンケートの結果を取りまとめ、リスク一覧表(案)を修正します。

手順3:リスクの見える化(リスクマップの作成)および対策優先リスク(案)の提示

ワークショップでの検討結果またはアンケートの集計結果から得られた各リスクの「損害規模」、「発生頻度」を基に、リスクマップを作成します。
加えて、作成したリスクマップに基づき、各リスクの大きさを算出するとともに、リスク一覧表(大きさ順)を踏まえ、貴社における対策優先リスク(案)を提示します。

リスクマネジメント入門キット『ASSESSさん』

リスクアセスメント実施支援については、ご要望に応じて、手法や期間などをカスタマイズすることが可能です。また、弊社が全面的にご支援するコンサルティングサービスだけでなく、コンサルタントのアドバイスを受けながら貴社がリスクアセスメントを独力で簡単に実施できるツール『ASSESSさん』を提供しております。

貴社に最適な支援方法をご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

パンフレット

リスクマネジメント体制運用支援

リスクマネジメント委員会(仮称)の開催に向けて、資料の作成支援や実施内容に関する具体的なアドバイスを提供いたします。貴社の現状や課題を踏まえて、検討すべき内容など各回の議題についてもご提案いたします。ご要望に応じて委員会へも同席します。
また、リスク対策の進捗状況に関するモニタリングを推進するための具体的なアドバイスを提供させていただきます。実施に向けた資料(対策チェックシート等)の作成支援や各担当部署の取組状況の集約などもご支援します。ご要望に応じて、各担当部署へのヒアリングにも同席いたします。

リスクマネジメント研修

経営層や従業員に対するリスクマネジメント意識の向上を目的とする研修の実施に向けて、貴社の現状、課題を具体的に伺い、ご要望に合わせた研修テーマや研修計画、具体的な内容をご提案いたします。また、実際の研修では弊社コンサルタントが講師を務め、グループワークなどを取り入れながら、リスクマネジメントへの理解を深めていただきます。

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