パーパス経営

概要

現在、気候変動の影響や人権侵害の深刻化といった社会課題が山積しており、顧客や投資家、従業員といったステークホルダーが企業に向ける目線は厳しさを増しています。企業の持続的な成長と社会の持続的な発展を両立させるためには、企業が自らの目的や課題、提供する価値、存在意義を「パーパス」として明示し、「パーパス経営」を通じて多様なステークホルダーの共感と支持を獲得していくことが必要不可欠です。

SOMPOリスクは、他社と協働することで「ESG、ブランド、ヒト」という新たな3つの観点から企業のパーパス経営にアプローチし、その実現を全面的に支援します。

2022年6月8日 ニュースリリース >>>

 

 ESG

 ブランド

 ヒト

本サービスで提供すること

ESG、ブランド、ヒト」という3つの観点から、各社の専門的な知見を活かして以下のようなサービスを提供します。

1)パーパスを戦略とデザインの両面から確立し、パーパス主導で企業ブランドを再構築する

2)パーパスの確立と実践のため、現状を分析・評価し、重要課題や活動方針を明確にする

3)パーパスやブランドを起点に企業の人財育成や組織開発、行動変容を活性化する

パンフレット

 

 

ESG

マテリアリティ特定支援

マテリアリティ候補選定

ESG関連ガイドライン・評価指標や貴社の計画等をベースに、マテリアリティ候補を整理し、貴社事務局と弊社コンサルタントの協議によってマテリアリティ・マトリックス () を作成します。

マテリアリティの重要度評価

マテリアリティ・マトリックス(案)をもとに、貴社事務局と弊社コンサルタントとの間で協議し、マテリアリティの評価を修正いたします。この際、必要に応じて社内の各部門から関係者を招集し、議論に加わっていただくことも可能です。

 

マテリアリティ・マトリックス確定

外部情報開示に向けたドラフトを作成します。 マトリックスの確定にあたっては、経営会議等で機関決定することが理想的です。ただし、困難な場合は、貴社のESGを所管する役員の承認を以て代えることとします。マテリアリティを踏まえて整合的にKPIを設定し、企業価値の向上を支援します。

 

 

▶関連メニュー

『CSR経営戦略策定コンサルティング』 https://www.sompo-rc.co.jp/services/view/58

 

 

長期ビジョン策定支援

競争優位性・強みの分析・把握

パーパスやマテリアリティとの統合性の観点より、フォアキャスティングで現時点の企業のビジネスモデル・戦略等を分析・把握します。

社会シナリオ策定

持続可能な社会の姿からのバックキャスティングで、企業が2030年~2050年といった長期の社会シナリオを策定することを支援します。

目指す自社像の描写と言語化

競争優位性と社会シナリオ策定を織り交ぜ『目指す自社像』を描き、長期時間軸を実装することで、今後の企業活動を展開・発展していくにあたっての基本的な考え方 (ステートメント) を作成します。

 

▶関連サービス

ESG戦略構築に向けた将来シナリオワークショップ開催支援』 https://www.sompo-rc.co.jp/services/view/66

 

統合報告書作成支援

分析 (他社比較分析)

統合報告書を評価する日経統合報告書アワードの評価基準に基づき、他社のレポートを比較分析します。

企画 (台割作成、価値創造プロセス)

台割を作成し、各ページに掲載すべき情報のイメージを示し、統合報告書の目次となる価値創造プロセスを作成します。

制作

制作会社と連携してDTP・翻訳・印刷を行います。

 

▶関連サービス

『CSRレポート・統合報告書作成支援』 https://www.sompo-rc.co.jp/services/view/60

 

 

 

ブランド

近年、企業のパーパスに注目が集まっており、パーパスとは、企業がなぜ存在しているのか、企業が社会に対してどのような価値を提供したいかを示す、不変的な概念です。パーパス経営実現に向けた出発点として、適切なパーパスの設定とそれに基づく本質的な企業ブランドの変革が必要と考えられます。SOMPOリスクは、北欧を代表する戦略的ブランディング&デザインエージェンシー(拠点:デンマーク、東京)であるKontrapunkt社(https://kontrapunkt.com)と提携しています。「変化を促す本質的なブランドをデザインする」という信念を掲げるKontrapunkt社との協業することで、企業・組織のパーパスや経営理念、ミッション等の戦略策定と、それに基づく企業の変革を支援します。また、そうした企業戦略をステークホルダーに明確に伝えるため、ビジュアルアイデンティティ、デザインの創造についてもご支援が可能です。

コーポレート・パーパス開発

リサーチ&インサイト

ワークショップ、ミーティング、インタビュー、デスクリサーチなどを通して、明確な企業文化、課題、希望を知ることができます。データを相互分析し、プロジェクトの基礎となる実用的なインサイトを策定します。 

戦略シナリオ

新しい企業目的の可能性など、将来のブランドの方向性を検証するための戦略的シナリオを探ります。新しい役割を説明し、特徴や価値を提案し、その後に続く課題と機会について議論します。

パーパス・プラットフォーム

将来のブランドの方向性と企業目的の決定を促進し、将来の企業目的プラットフォームを完成させます。

 

コーポレート・ビジュアル・アイデンティティ開発

デザイン・ドライバー

ビジュアルリサーチやオーディットなど、デザイン開発のためのセッティングを行います。ビジュアルワークショップを通じて、企業目的のプラットフォームをデザインドライバーに変換し、ビジュアルデザインプロセスをガイドします。

コンセプト開発

インサイト、企業目的プラットフォーム、ビジュアルワークショップに基づき、将来のブランドのビジュアルユニバースの可能性を示すデザインコンセプトを開発します。そして、その中から1つのコンセプトを選択します。

コーポレート・ビジュアル・アイデンティティ

最終的なコンセプトの決定に基づき、これまでの活動で得られたフィードバックをもとに、コンセプトの調整を行います。承認されると、デザイン資産(ロゴ、書体、色定義など)の開発および最終的なアートワークが行われます。

 

 

コーポレート・コミュニケーション開発

バリュー・ストーリー

企業目的のエッセンスを凝縮し、展開するブランド物語。社内では、企業目的に対する共通理解を生み出し、行動を喚起し、社外とのコミュニケーションのあり方を導きます。また、社外に向けては、最も重要なキーメッセージを記憶しやすく、適切な方法で伝えるバリュー・ストーリーとなります。

企業戦略の視覚化

事業戦略やコーポレートレポートなど、主要な企業戦略の視覚化を行います。コーポレート・ビジュアル・アイデンティティやバリューストーリーをベースにデザインの方向性を導き、デザインテンプレートの作成などを通して一貫した戦略のコミュニケーションを助けます。

ブランド・ムービー

新しい役割とポジションを関係するすべてのステークホルダーに伝えるための魅力的で効果的な方法として、新しい目的とシナリオに基づいたブランドムービーを作成。ブランドムービーは、Webサイト、SNS、社内外でのプレゼンテーションなどに活用することが可能です。

 

 

 

ヒト

近年、企業のパーパスに注目が集まっており、パーパスとは、企業がなぜ存在しているのか、企業が社会に対してどのような価値を提供したいかを示す、不変的な概念です。パーパス経営を実現するためには、理念を社内に浸透・実践させるチェンジマネジメントが必要不可欠です。SOMPOリスクは、北欧社会をヒントにした共創型アクションデザインファームである株式会社Laerehttps://www.laere.jp)と提携しています。「人の想い」から始まるプロジェクトを引き出し・支援し・実践してきたLaere社との協業を通じて、組織のパーパスを個人の意志と繋げ、社会に対する確かなアクションを起こすリーダーシップの開発などを支援します。

エバンジェリスト育成支援/プロジェクト立ち上げ支援

個人のパーパス発掘(リーダーシップ開発)

内発的動機やエンゲージメント向上は、個人の想いやモチベーションを内省することから始まります。ナラティブアプローチ等のメソッドを活用しながら、自律的なアクションの起点となる個人の想いを深掘り、明確化していきます。

個人、組織のパーパスを実現するプロジェクト立ち上げ支援

個人のパーパスを組織で実践していくためには、確かなアクションに繋げるための”プロジェクト”が必要です。個人の想いと組織のパーパスの接続点を丁寧に探り、それをアクションに移すプロジェクトをゴールデンサークルモデル等を活用しながら、デザインしていきます。

実践支援

プロジェクト立ち上げ後、継続的で自律的な活動が肝要です。プロジェクトを推進していくためのスキルを経験学習(Learning by doing)で学びながら、継続的なアクションに繋がるご支援をします。

 

 

社内コミュニティ活動基盤創出(行動指針等)

ダイアログ/各種ワークショップ

パーパスを真に実現していくためには社員の自律性を重んじたボトムアップのムーブメントが欠かせません。役員やマネジメント層、多部門とのダイアログの場、パーパスを自分事化するための各種ワークショップ等を通じて、社員起点でパーパスに取り組んでいく文化の基盤を創ります。

行動指針策定/成果物策定

現場でパーパスを推進していくエバンジェリストやコミュニティの基盤となる行動指針策定のための各種ご支援を設計します。ボトムアップでパーパスを推進していく際の行動指針を策定し、ご要望に応じてステートメントやビジョンブック、絵本などのナラティブのアウトプット作成のご支援をいたします。

継続支援

社内コミュニティの場を継続的に活性化させるための、定期レビューやフィードバック、各種ワークショップのご支援を設計します。

 

インスピレーションセッション

グローバルインスピレーションセッション

特定のトピックでの国内外の先進事例や実践者との生の対話を通して、パーパスに対する社会の潮流を掴み、アイディアを育み、パーパス浸透のための実践の加速を狙います。

スタディツアー

国内外の先進事例や実践者、実践地域に実際に足を運び、実態を感じることで、社内コミュニティの共通言語やエバンジェリストの原体験の創出、パーパスの浸透の加速に寄与します。

各種リサーチ

国内外の先進事例や実践者、実践地域をリサーチし、パーパス実践に対する新たなアイディアやインスピレーションを提供します。

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