【SOMPOリスクマネジメント × NaLaLys 共催セミナー】品質不正、ハラスメント、会計不正・・・様々な不適切行為にどう立ち向かうか
ある銀行での不正取引事件をきっかけに、日本企業は30年に渡ってリスクマネジメント・内部統制の仕組みづくりに取り組んできました。それでも、会計不正やハラスメント等の伝統的な不適切行為は発生し続けています。また近年では、メーカーや建築業界における品質不正が断続的に発覚し、社会問題となっています。さらには、明確な法令違反とはいえなくとも社会からの期待や常識に反する行為がコンダクトリスク(広い意味でのコンプライアンス違反)として取り上げられ、企業や従業員への風当たりは一層厳しくなり、少しでもおかしいと思う行為があればSNSで告発されるなど、企業の信頼に大きく影響する時代となっています。 本セミナーでは、このような社会的課題や企業の皆様のお悩みを踏まえ、不正予防の仕組みづくり、そのベースとなる役職員の意識・社風の変革、早期に不正の端緒をつかむための工夫、そして万が一の不正発生時の危機管理まで、総合的な不正対策のポイントをご提示いたします。
開催概要
日時
2024年12月20日(金)13:00~15:00
(※会場 12:40開場)
(※オンライン アクセス開始 12:50~)
会場参加
オンライン参加
参加方法:zoomウェビナー
定員:500名
※ウェビナーID、パスワードは、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへお送りします。
対象
トップマネジメント/経営企画、総務・人事、内部監査・内部統制、リスクマネジメント、品質保証・管理部門
参加費
無料(事前登録制)
共催
■SOMPOリスクマネジメント株式会社
■株式会社NaLaLys
SOMPOリスクマネジメント株式会社
SOMPOホールディングス株式会社の100%子会社として、「安心・安全・健康のソリューション・サービスプロバイダー」を目指し、企業のリスクマネジメントに関するコンサルティング、調査研究、セミナーなどの様々なリスクソリューションを提供しています。
株式会社NaLaLys
プログラム
第1部 我が国における企業の不適切行為の歴史と、現在の課題
90年代以降の我が国企業における重大な不正・不適切行為(コンプライアンス違反)事例を振り返りつつ類型化するとともに、その原因・真因を動機・機会・正当化という「不正のトライアングル」で分析し、これを踏まえて各社がどのような対策を進めてきたのか概要をご紹介します。特に、個々の不正・不適切行為の裏にある、従業員の不満、心理的安全性確保の問題について焦点を当て、役職員個々の意識や社風の現状分析の必要性、並行して進めるべき不正の端緒をつかむための工夫、不正発生時のアクションについて解説します。
講師:SOMPOリスクマネジメント株式会社
危機管理コンサルティング部 危機管理グループ
上席コンサルタント 古字 朗人
【略歴】
大手メーカー・流通企業や自治体に対する危機管理体制構築支援コンサルティングの実務責任者として活動。
危機管理マニュアル策定、訓練実施支援を得意としつつ、品質不正対策として社風改善のための課題抽出・改善提案支援や、現場の想いをくみ取ったコンプライアンス研修を得意とする。
法的知見を踏まえたリスクアドバイザーとしても活躍。
第2部 品質不正の想定ケースと調査結果が示す課題と対策
品質不正は2010年代後半から社会問題となり、昨今においても大手自動車メーカーなどで次々と問題となっている状況です。これを踏まえ、多くの日本企業において品質不正リスクに対する意識が高まっており、対策を検討されています。そこで本パートでは、品質不正事案でよくみられる経緯・原因パターンをいくつか想定ケースとして紹介し、その教訓と対策について紹介します。また、当社で実際に支援を進めている品質不正意識調査において確認された企業の体制や社風の問題点・対策の課題などについても併せてご紹介をいたします。
講師:SOMPOリスクマネジメント株式会社
リスクエンジニアリング部 賠償・労災グループ
上級コンサルタント 安藤 悟空
【略歴】
自動車部品メーカーにて、本社品質保証部にて工場監査や品質教育活動などを、工場品質管理部にて顧客クレーム処理や工程変更管理などを経験。2012年に入社。
製造物責任(PL)やリコールコンサルタントを担当。製品のリスク分析や、取扱説明書のレビュー、リコール対応判断アドバイス、PL体制構築支援などに従事。
第3部 インテグリティのためのメールモニタリング
大企業による不正が毎年のように新聞やニュースで報道され、“不正”が大きな社会問題になっています。大企業においてはコンプライアンス体制を構築し、内部監査も実施しているにも関わらず不正が後を絶ちません。AIなどテクノロジーが大きく進化しているなかで、コンプライアンス領域においてもテクノロジーを活用した効率的で効果的なソリューションが求められています。生成AIを活用したメールモニタリングシステムについて意義や効果、仕組みなどをご紹介いたします。
講師:株式会社NaLaLys
代表取締役 CEO/Founder
公認不正検査士
長谷島 良治
【略歴】
日系大手半導体メーカーの資材調達部門にて、6年に渡り、ライセンス契約に関わるベンダーとの交渉業務、契約書作成から締結までの実務、管理体制の構築と運用、第三者による監査対応、事業再編における契約対応において幅広い経験を有する。
PwCアドバイザリー合同会社では、約8年に渡り、横領・情報改竄・品質問題に関する不正調査、 再発防止・情報管理・メールレビューの体制構築支援、入札に関わる談合・競争法違反等の調査、などフォレンジックにおける豊富な知識と経験を有する。PwC在籍中には1年間、丸紅株式会社のコンプライアンス統括部へ出向し贈収賄防止の社内実務も経験。
2023年1月に不正防止ソリューションを開発するNaLaLysを創業し代表取締役CEOに就任。
パネルディスカッション
長谷島 良治 氏 × 安藤 悟空 × 古字 朗人
参加特典
●会場来場者のうち限定20名様に、SOMPOリスクマネジメント著「品質不正はなぜ起きるのか」(11月発行)をプレゼントいたします。
●さらに、当日セミナーにご出席いただいた方(会場/オンライン問わず)には、書籍購入時に使用可能な割引コードをお知らせいたします。
●本書は、本セミナーの講演者である当社危機管理コンサルティング部 上席コンサルタント 古字 朗人、リスクエンジニアリング部 上級コンサルタント 安藤 悟空が執筆したものです。
書籍紹介ページ:品質不正はなぜ起こるのか
申込方法
下記の「セミナーに申し込む」よりお申し込みください。
※お申し込み期日は12月19日(火)17:00までとさせていただきます。