企業リスク情報誌『SAFETY EYE NEO』

No.9(2013年6月発行)ISO 39001(道路交通安全マネジメントシステム)の取り組み事例と自動車事故削減効果

モビリティ・交通リスク

本誌、『SAFETY EYE NEO』は、損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント株式会社が、企業におけるリスクマネジメント実践の推進に役立てていただくことを目的に、毎回、企業を取り巻くリスクに関連するテーマを特集しています。

今回は「ISO 39001(道路交通安全マネジメントシステム)の取り組み事例と自動車事故削減効果」をテーマに取り上げました。
2010年3月、国連総会において『道路交通安全10 ヵ年行動計画(2011-2020)』が採択されました。本行動計画では、全世界での交通事故防止に向けて、日本を含めた先進国は交通事故防止のノウハウや成果を積極的に共有すべきであるとしています。
このような状況のなか、2012年10月には、交通安全に対する取り組みへの国際規格として「ISO 39001」が正式発行されました。国民の安全安心と、企業の社会的責任(CSR)が強く求められる今日、企業活動や通勤などで自動車を使用する組織はもとより、自動車や道路施設の設計・製造・管理にかかわる企業など、多くの企業・団体の方々にとって自動車事故の削減と撲滅は永遠のテーマと考えます。ISO 39001は、この自動車事故の削減と撲滅という重要テーマに向けた企業のマネジメント体制に関する、初めての国際的なガイドラインです。
第1章では、当社 自動車リスクコンサルティング本部 企画開発部 部長の入口秀俊が、ISO 39001による自動車事故削減の可能性とその期待について考察します。
第2章では、株式会社損害保険ジャパン、日本興亜損害保険株式会社、当社の共催により、2013年1月に東京と大阪で開催された企業リスクマネジメントセミナーで、日立自動車交通グループ、日生交通株式会社、株式会社損害保険ジャパンおよび日本興亜損害保険株式会社などのISO 39001認証取得に取り組まれた企業、ISO 39001の審査登録機関である一般財団法人日本品質保証機構のご担当者をお招きして行われたパネルディスカッション報告にもとづいて、ISO 39001の取り組み事例について、その狙いや効果、今後の期待などを紹介します。
第3章では、当社の入口秀俊が、自動車事故削減をもたらすISO 39001の認証取得に向けたマネジメントシステムの構築方法のポイントを紹介します。
本誌が、ISO 39001に関する情報収集、取り組みに関するご検討にお役に立てれば幸いです。

1. ISO 39001による自動車事故削減への期待
 1. はじめに
 2. ISO 39001の概要と特徴
 3. 日本における「運輸安全マネジメント」とISO 39001の親和性
 4.「運輸安全マネジメント」による事故削減効果
 5. 事故削減に有効なマネジメントシステムの要素とISO 39001への期待
2. ISO 39001の意義と自動車事故削減効果――企業リスクマネジメントセミナーでのパネルディスカッションから
 1. はじめに
 2. ISO 39001認証取得の取り組み事例
 3. 質疑応答
3. 自動車事故削減をもたらすISO 39001の認証取得に向けたマネジメントシステムの構築方法
 1. はじめに
 2. 規格要求事項の全体概要とHLS について
 3. ISO 39001の適用範囲の「決定」に関する要求事項
 4. 利害関係者と法的その他要求事項について
 5.「 リスクと機会」への取り組みの対処について――事故分析と態勢分析の重要性・必要性
 6. ISO 39001の「核」となる、RTS パフォーマンスファクターについて
 7. 目的・目標と運用管理から監視・測定まで
 8. 緊急事態への準備及び対応
 9. 道路交通衝突事故及び他のインシデント調査
 10. ISO 39001における「経営者(トップマネジメント)の役割」
 11. おわりに

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