企業リスク情報誌『SAFETY EYE』

No.13(2003年7月発行)グローバル感染症と海外危機管理

危機管理

2003年、グローバルな事業展開を進める多くの企業がSARS対応を経験し、海外における未知の感染症の脅威を深く認識することになりました。
これまで医学上も全く知られていなかった新興感染症は、毎年1つ以上が世界のどこかで報告されています。また、一度沈静化した感染症が再び出現することも少なくありません。
企業としては、海外駐在員や出張者の生命を守る責務があり、従業員への安全配慮義務は、“雇用契約上の信義則”が基礎にあります。また、世界の工場といわれる中国を含め、予測し難いクライシスに対して、いかに事業継続性を担保したいくか、という新たな課題が突き付けられています。
このような認識にたって、10年以上にわたり海外危機管理に携わってきた株式会社 日立製作所 リスク対策部長 小島俊郎氏の書き下ろし、また、今回SARSの影響が大きかったアジア地域に生産拠点を有する4企業が実際に行った対応について、各企業担当者の方々にインタビューを行い、参考となるポイントを会話形式で掲載しました。
また、今、世界に存在する主な新興感染症等の概要や企業が留意すべき点について、写真や図解などを多く掲載し、分かりやすく読みやすいものとして整理しています。

I. 企業の海外危機管理/SARS対応から学ぶ(株式会社日立製作所 リスク対策部長 小島俊郎)
1. 「居安思危」が基本
2. SARSの特殊性
3. 意志決定を迅速に
4. 現場の立場を理解して
5. 危機意識の浸透を
6. 危機管理の使命

II. 企業の海外危機管理インタビュー
A社:自動車関連部品メーカー
B社:エレクトロニクス・電子部品メーカー
C社:繊維・医薬品メーカー
D社:塗料メーカー

III. 新興・再興感染症/国際化する感染症と企業における感染対策(横浜市立大学医学部附属病院 臨床検査部講師 満田年宏)
1. 新興感染症と再興感染症とは?
2. バイオテロリズムとしての再興感染症
3. 重症急性呼吸器症候群(SARS)
4. まとめ

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