企業リスク情報誌『SAFETY EYE』

No.26(2006年7月発行)ハリケーン・カトリーナ災害の教訓と事業継続マネジメント

事業継続(BCM)

SAFETY EYE 26号では「ハリケーン・カトリーナ災害の教訓と事業継続マネジメント」をテーマに取り上げました。
昨年(2005年)8月に米国を襲った「ハリケーン・カトリーナ」は、ルイジアナ・ミシシッピ・アラバマ州を直撃し、大惨事を引き起こしました。この災害については連邦議会の特別調査委員会にて数多くの聴聞会が開催され、政府の応急対応、通信、避難支援、ロジスティックス等を含め、危機管理における幅広い領域での問題点や教訓が明らかにされています。そこで本特集では、連邦議会の公聴会、連邦議会やホワイトハウスの調査報告書を基に、連邦政府のカトリーナ対応の問題点と教訓、ならびにカトリーナ危機への対応に成功した米国企業の事業継続マネジメントの実践例についてご紹介します。

1.ハリケーン・カトリーナ災害の特徴
2.連邦政府のカトリーナ対応問題に対する究明調査
(1)カトリーナ災害後の連邦議会とホワイトハウスの動き
(2)連邦議会とホワイトハウスによる調査
(3)米国企業のカトリーナ危機への対応
3.米国政府のハリケーン・カトリーナ対応問題
(1)準備期
(2)警戒期
(3)緊急期
(4)復旧・復興期
4.米国政府が学んだ教訓
5.ハリケーン・カトリーナ危機に対するBCMが成功した米国企業
(1)カトリーナ危機への対応に成功した企業
(2)各社のカトリーナによる被害と復旧の概要
(3)各社のBCMの考え方
(4)カトリーナ危機に対する各社の具体的な対応の例
(5)企業としてのカトリーナ危機の教訓
6.おわりに

刊行物に関するお問い合わせ