企業リスク情報誌『SAFETY EYE』

No.30(2007年7月発行)企業における新型インフルエンザ対策とBCP策定

事業継続(BCM)

本誌「SAFETY EYE」は、損保ジャパン・リスクマネジメントが企業のリスクマネジメント実践の推進に役立てていただくことを目的に、毎回、企業を取り巻くリスクに関連するテ−マを特集しています。今回は「企業における新型インフルエンザ対策とBCP策定」というテーマを取り上げました。
2007年6月6日現在、鳥インフルエンザH5N1型ウイルスが世界各地で、トリやヒトに感染したという報告が続いている状況です。「トリ‐ヒト」感染は12カ国に広がり、感染者累計は310名(うち11カ国、189名が死亡)に及んでいます。現在世界各地で流行している鳥インフルエンザウイルスが新型インフルエンザウイルスに変異し、全世界で大流行することも危惧されています。
史上最悪であった1918年の「スペインカゼ」パンデミック発生当時に比べ、医療が飛躍的な発展を遂げた現在でも、新型インフルエンザ出現の結果、生じる社会的損失や混乱は計り知れないと推測されています。しかし、その出現がいつになるかは専門家にもわかりません。人類が経験した前回のパンデミックは1968年の香港カゼになります。20~40年に一度の周期でパンデミックが起こるといわれ、いつパンデミックが起きてもおかしくない状況にあるのです。
このような状況の中、海外進出企業をはじめとする日本の企業でも、海外事業拠点で活躍する社員の安全管理や事業を中断させる重大な事態に対する備えがますます重要になってきています。
本誌が各企業の海外危機管理に対する意識を高め、経営トップを含めた話し合いに発展し、改めて考える機会となれば幸いです。

第1章 「新型インフルエンザ・パンデミックの脅威」
~正しいリスク認識と急がれる事前準備~
1. 鳥インフルエンザウイルスの基礎知識 
2. 鳥インフルエンザH5N1型ウイルスの発生から現状まで
3. 新型インフルエンザ誕生によるパンデミックを憂慮した症例
4. 過去にあったパンデミック
5. 来るべき新型インフルエンザの特徴
6. 海外とりわけ途上国における新型インフルエンザ対策の問題点
7. 来るべき新型インフルエンザがもたらす被害予測

第2章 「新型インフルエンザ・パンデミック対策」
~企業が行うべき対策とは~
1. 厚生労働省「新型インフルエンザ対策ガイドライン」とは
2. 新型インフルエンザ発生前の準備 ―今やるべきこと―
3. 国内外で新型インフルエンザが発生する直前・直後からの対応
―フェーズ4直前からそれ以降の対応―

第3章 新型インフルエンザ・パンデミックBCPの策定

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