機械式駐車場幼児転落事故(120522)

2012年4月に、マンションの機械式駐車場において、母親の操作によって、我が子の命が奪われるという痛ましい事故が発生しました。日本においては、この事案が機械式駐車場装置のメーカーへのPL訴訟に発展するとは思えませんが、この事案はPLという観点から見ると「ユーザーの不注意」では済まされない要素を含んでいます。それは、保険会社のPL事故専門鑑定人として、過去に機械式駐車場の事故調査をした時にも感じたものでした。

そこで、今回はPLという切り口で、本件事故を見た場合、どのような問題点があるのかをPL裁判シミュレーションとしてまとめてみました。本資料が貴社のリスクマネジメントにお役に立てば幸いです。

*キーワード:製造物責任、PL、国内PL判例、機械式駐車場、PL裁判、幼児死亡事故
*地域:日本、国内