シュレッダー爆発事故とPL――PL裁判結果をエンジニアの視点から検証(130612)

2007年(平成19年)4月9日、シュレッダーが破裂・爆発し、ユーザーが顔面を負傷するという、あまり聞きなれない事故が発生しました。被災者はシュレッダーのメーカーにクレームを言い、賠償話は調停からPL裁判へともつれこみ、東京地裁は、2012年(平成24年)11月26日、原告の全面勝訴の判決を下しました。

しかし、エンジニアの観点から、この判決を見ると、納得できない点が多々見受けられます。真の破裂・爆発原因は何なのか?被告メーカーはなぜ敗訴となったのか?などの疑問点についてPL事故専門鑑定人の見地から独自の検討を加えてみました。本資料が日本の企業の皆様のPL訴訟対策に、また、リスクマネジメントとして、いささかでもお役に立てば幸いです。

*キーワード:製造物責任、PL、PL判例、シュレッダー、国内判例、訴訟対応
*地域:日本