PL賠償額拡大につながる最高裁判決――うつ病とPTSD(心的外傷後ストレス障害)(131106)

近年、うつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)といった「精神的障害」への世間の認知度の高まりと共に、「精神的障害」を被害とする訴訟も増えてきました。そして、2013年2月には、最高裁がPL分野の訴訟において「精神的障害」のひとつである「うつ病」の被害を認める判決を下し、注目を浴びています。

そこで、本号ではPL分野における「精神的障害」に注目し、うつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)といった「精神的障害」が、PL裁判で争われた例を紹介します。同時に、周辺知識として「精神的障害」にまつわる世界的な判定基準・認定基準や、労災の分野における厚生労働省の指針、米国における訴訟例なども紹介します。本資料が貴社のリスクマネジメントや危機管理にお役に立てば幸いです。

*キーワード:PL判例、製造物責任判例、PTSD、ストレス障害、うつ病、精神的障害
*地域:日本、国内、米国