日本のPL訴訟統計――PL訴訟統計の分析と解説(140212)

早いもので、PL法施行から16年半が経過しました。そこで本号では、2013年春時点で当社が把握している「PL法に基づくPL訴訟全225件」について、その内容を検討してみることにしました。

提訴件数の年次推移、提訴の原因となった製品とは、提訴地のバラつきはあるのか、裁判結果における原告勝訴・敗訴・和解の割合は、勝訴判決における裁判所の賠償額の認容額はどの程度か、提訴から判決や和解に至るまでの期間は?といった疑問に応えるべく可能な限りの分析をしてみました。本資料が貴社のリスクマネジメントに、いささかでもお役に立てば幸いです。

次号はPL訴訟の判決文から「日本のPL判例の動向」を読み解きます。ご期待ください。

*キーワード:PL訴訟、PL判決、PL統計、PL訴訟統計、提訴件数、原告勝訴率、賠償額
*地域:日本、国内