アメリカ最新PL統計(2014年版)(151028)

「中国の2015年7~9月期GDP(国内総生産)の成長率が7%を割り、中国の日本からの輸入は10カ月連続の減少を記録した」と各種マスコミで報道されています。総務省統計局の2013年度データによれば、中国向け輸出額は12兆6,250億円(日本の総輸出額の約18%)です。一方、米国向け輸出額は12兆9,280億円(日本の総輸出額の約19%)と報告されています。中国経済の成長が鈍化する中、米国は一時期より輸出額は減ったとはいえ、日本にとって依然として重要な輸出先であることを示しています。

そこで今年も、米国の最新PL訴訟統計をお届けします。今回は、2006年12月1日から施行された連邦電子開示訴訟手続法が、2015年12月1日から改正施行される予定であることをにらみ「連邦電子開示訴訟手続法の主な改定内容」を特集することにしました。また、最近急増している「インプラント関連の集団訴訟の動向」や、「PL賠償額の推移」などもお届けします。本資料が貴社のPL対策やリスクマネジメントにお役に立てば幸いです。

【本号で紹介されている図や統計】
図1:連邦PL訴訟件数の推移(1974~2014年)
図2:クラスアクションとして認定・否定される件数の年次推移
図3:クラスアクションとして認定される割合の年次推移
図4:クラスアクションの事案別内訳(2014年)
図5:連邦PL訴訟案件の内訳(1993~2014年)
図6:アスベスト損害推定額の年次推移(1991~2013年)
図7:連邦地裁の訴訟案件における自動車と航空機事案の推移(1975~2014年)
図8-1:連邦地裁のクラスアクション累計中のPL案件の製品別内訳
図8-2:2015年に係争中の連邦地裁のPLクラスアクションの製品別内訳
図9:州別の連邦PL訴訟件数の推移(2000~2014年)
図10:連邦地裁における州別PL訴訟件数(2014年)
図11:製品別のPL原告勝訴率の年次推移(2002~2013年)
図12:事故から提訴、更に判決に至るまでの期間(2003~2013年)
図13:PL評決額の推移(1987-2013年)
図14:全米地区別100万ドル評決の発生状況の推移(2007~2013年)
図15:100万ドル評決の賠償責任分野別の発生割合(2012~2013年)
図16:100万ドル評決割合の賠償責任の分野別年次推移(2007~2013年)
図17:100万ドル評決額の元になった負傷部位の内訳(2007~2013年)
図18:PLを含む一般民事訴訟における州別の通常賠償金の中央値(2007~2013年)
図19:PL判決に通常賠償金に加え懲罰的賠償金が課される割合(1992~2013年)
図20:懲罰的賠償金を課された賠償責任分野の内訳(2007~2013年)
図21:賠償責任分野別の懲罰的賠償金の中央値比較(2007~2013年)
図22:PLを含む一般民事訴訟における州別の懲罰的賠償金判決発生頻度(2007~2013年)
図23:訴訟費用の既発生損害に対する割合の推移(1999~2013年)

*キーワード:PL統計、米国のPL統計、アメリカのPL統計、PL訴訟件数、賠償額、クラスアクション、集団訴訟、原告勝訴率、懲罰的賠償金、電子開示、連邦民事訴訟手続法
*地域:米国、アメリカ、北米