今日ではソフトウェアは我々の日常生活のあらゆる分野に浸透しています。家電製品はもちろんのこと、航空機や鉄道などの公共の輸送手段、病院の監視モニター、銀行のATM、自動車に至るまで枚挙にいとまがありません。産業用製品にしても工作機械のようなコンピューターに制御された個々の機械の時代から、ファクトリー・オートメイション時代、更にはインターネットにより、工場内外の製品の部品や製造装置などのモノとモノ(IoT:Internet of Things)を連携し、自律的に動作するインテリジェントな生産システムを構築したスマート工場をめざすインダストリー4.0の時代に入ろうとしています。いずれにせよ、各種センサーや通信機器、それらを制御するコンピューターにはクラウド方式であろうが個別方式であろうがソフトウェアは欠かせません。