インドネシアのPL事情――PL法理、裁判制度、PL判例の紹介(170126)

インドネシアは、タイやベトナムと並んで日本企業の関心が高いアジアの国のひとつです。その理由として、高い経済発展と人口が挙げられます。人口は約2.55億人(2015年,インドネシア政府統計)と多く、名目GDP(国内総生産)の伸びは2009~2011年に右肩上がりの急激な成長を成し遂げました。2015年は輸出の低迷と国内消費の鈍化が要因で若干低迷しましたが2016年は持ち直しているようです。

そこで本号では、日本からの出店や現地進出の多いインドネシアにおいて、PL問題はどのように扱われているのか調べてみました。インドネシアのPL関連法規や司法制度の調査だけでなく、日本で報道されることが極めて少ない「インドネシアのPL関連を中心とした判例(7件)や事例(6件)」および「インドネシアの紛争解決機関(BPSK:Badan Penyelesaian Sengketa Konsumen)による紛争解決例(4件)」を紹介します。本資料が貴社のリスクマネジメントにお役に立てば幸いです。

*キーワード:インドネシアのPL事情、インドネシアのPL判例、インドネシアのPL事例、インドネシアの紛争解決機関(BPSK)、紛争処理、ADR、BPSK
*地域:インドネシア、アジア、東南アジア