2018年食中毒統計(190531)

食品は一般消費者にとって、最も身近で必要不可欠な製品の一つであり、日々大量生産と消費が行われています。しかし、食品には「人が口にする」「消費されるまでの時間が短い」「基本的には保存期間が短い」など、一般の工業製品とは異なる特徴もあるため、万が一、食中毒など食品にまつわる製品事故が発生した場合、被害が拡大しやすい製品群といえます。

2018年は、被害者数の多い事案として、仕出し弁当による500人を超える被害を生じたノロウィルス集団食中毒事案や、刑務所で出された食事での集団食中毒事案が発生しています。また、例年発生しているイヌサフランの誤食による死亡事故により2名が死亡している状況です。

今回のPL情報では、厚生労働省が発表している食中毒統計資料に基づき、2018年に日本で発生した食中毒の状況をまとめました。食中毒の現状とリスクを把握するという点で、本資料が貴社のリスクマネジメントにお役に立てば幸いです。

*キーワード:製造物責任、PL、食中毒、食品
*地域:国内