ワープロ火災のPL裁判控訴審判決(030325)

標記ワープロ火災は、PL法施行前に発生しており、過失責任の案件ですが、訴訟手続き上のあらゆる争点が、PL法を強く意識して検討されたこともあって、今後のPL裁判の進め方のリーディングケースと言われてきました。また、本判決では「原告が欠陥部位(部品)をどこまで特定・立証しなければならないか?」について原告有利な裁判所の見解が出ている点についても注目されます。