米国における産業機械の最近のPL判例紹介(051227)

内閣府発表の機械受注統計の推移に見られるように、景気の回復に伴い、国内でも設備投資が徐々に回復基調に転じつつあるようです。また、北米向けの機械輸出にも再び目が向けられているようです。しかし、「米国のPL事情は相変わらず厳しい状況にある」ということを忘れてはなりません。そこで、今回は、(1)米国の産業機械のPL訴訟における原告勝訴率、(2)産業機械全体、およびプレス機械、グラインダー、シャーリング(裁断)機械別のPL賠償額の平均値、中央値、賠償評決幅、を紹介すると共に、(3)コンベヤベルト、プレス機からエクササイズマシン、事務用椅子に至る産業用製品のPL判例30件の抄訳を紹介しました。
本資料は米国版権元からの日本語版の転載許可を得た上で判例を紹介しています。これらの判例や統計が、会員企業の皆様のリスクマネジメントに役立つことを願っております。